LS博士は夢をみない

Frog In The White Coat.

【ネタバレ】アニメ『神様になった日』2話感想・考察

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project / 

https://kamisama-day.jp/

 

アニメ『神様になった日』考察記事、一覧

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1話その1

【ネタバレ】アニメ『神様になった日』1話感想・考察その1 - LS博士は夢をみない

 

第二話

『アルマゲドン』『ロッキー』のエイドリア〜ン『シザーハンズ』などオマージュがふんだんに使われた第二話。成神陽太を演じる花江夏樹、ひなを演じる佐倉綾音のおくる神様になったラジオでも花江夏樹さんからは第二話と第四話は笑ったと言っていた。

神様になったラジオ | インターネットラジオステーション<音泉>

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project / 二話

 

ひな「今度は天空の神じゃねえか! こっちは自称なんだよおおおおおお!」

ひな「お前ら家族四人で空と大地と太陽と時を支配しやがって〜!!!」

(第二話・セリフ)

 

私は第2話で映像研、第3話でバスケ回だと思っていたが、たぶん2話ずつあり、第3話も映像研、第4話バスケ、第5話バスケの構成も考えられる。いわゆる、脚本ではAストーリーと呼ばれるものは、平凡な主人公が平凡な生活を過ごす物語を描くのだけど、平凡すぎるゆえに飽きられやすいので短くする手法がとられる。だから、バスケ回は1話とかすこし調整があるかもしれない。

 

ひな「お前今笑ったろ? 日本で一番多い苗字と今世紀の名付けランキング一位の名前でこの世でもっともありきたりな名前って 笑っただろおおお!!!」

(第二話・セリフ)

 

意外だったのがひなの口から「日本」という単語がでたことだ。これを深読みするなら、映画『アルマゲドン』『ロッキー』『シザーハンズ』のことを知らない日本(成神陽太の住む世界)と映画が知られてる日本(ひなの住む世界)と二つの世界が存在する可能性である。 

前回の考察

では今回の考察に入る。考察といっても、前回の考察で語りつくした感がある。考察の概要は、

”物語の舞台は仮想世界でシステムから生み出された人類(NPC)とプレイヤーである人類が存在する世界であり、「ひな」はNPCがシステムに干渉できるようになった存在・エラーである。「ひな」は悪に分類される人類が人為的に造り出した悪いNPC(エラー)であり、世界を滅ぼすトリガーになった。そして「ひなが知っていることと知らないことの線引き」はシステム上のことでありシステムから生み出された人類NPCのことなら言い当てることができる。”

とした、だが、この説では「ひなが知っていることと知らないことの線引き」で矛盾が生じるといった考察になっている。

アニメ『神様になった日』考察”2” - LS博士は夢をみない

 

陽太「何? 秘密の組織にでも脅されてるの?」(第二話・セリフ)

 

物語の理論。私は【アドバイス】と呼んでいる。本来は、Aストーリー、平凡な高校生が平凡な日常をおくることに対して、主人公ではないキャラクターが【アドバイス】をして、無視する展開となっている。

例:「(主人公)はもっと○○したらいいんじゃないか?」「(主人公)は○○になるべきだ」といった【アドバイス】に対して、主人公は「いいんだよ、俺は」「あーはいはい」と言って流す展開。映画に多い。

アニメでは主人公が冗談まじりの疑問形で問いかけることで再現することがある。

例:「もしや、貴様、機関の送り込んだエイジェント?」

これはAストーリーが平和な展開に対して、Bストーリーで急に「秘密の組織」やら「機関」やらがでてきても視聴者が置いていかれないようにするため必要不可欠な要素である。

【アドバイス】において押さえておくことは物語において現実になることだ。

 

第二話において、ひなの名前は知らないわりに遠い親戚だと言った母・成神時子は前回の考察、

 

たとえば、NPCの中でより高性能なNPCを生み出す研究があった。NPCたちは専用の施設で教育をうけることになり、成神時子はその施設に縁があった。「ひな」は施設から脱走して、縁があった成神時子に連絡がはいった。だから成神時子は「ひな」を匿った。

 

と合致し、この考察はあながち間違いではなかったようだ。

 

ひな「そうじゃな・・・いい思い出はないな。そんなのがあれば、人は幸せでいられるんじゃろう」(第二話・セリフ) 

 

 もまた、そういう施設で育ったという解釈もとれなくもない。

第二話はゲームという単語が強調された話となった。OP映像でPS4のようなゲーム機があるし本編でも実際にゲームをした。ED映像でも、ある種の電脳空間の映像がながされた。

 

陽太「レベルが高いやつはね。もう伸びしろがないんだ。こいつの伸びしろはね、果てしないのさ——(省略)——だからこそ成長を体験するゲームRPGなのさ」(第二話・セリフ)

 

このセリフもまた成長するゲーム(=人工知能)の隠喩かもしれない。

 

さらなる謎:亡くなったはずの伊座並杏子の母親からの電話

第二話の放送により、さらなる謎がうまれた。第二話において、伊座並杏子の母親は亡くなってると説明されたが、PV第二弾の内容では伊座並杏子が電話してるとき「まって! お母さん!」と言っている。

youtu.be

故人から電話がかかってくるというのは謎だ。

鶴の恩返し的展開説

これは鶴が人間に化けたように、金魚が人間に化けている説である。紹介だけ

 

 OP・ED映像の考察

前回の考察の最後にOP・ED映像の考察をすると言った。なお、歌詞から本編を考察するのは不可能である。歌詞というものは20分12話の内容を90秒にまとめているわけだ。複雑なものを単純にするのは簡単だが、単純なものを複雑にするのは難しいという理由である。

 

OP映像 

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project / OP
  • ゲーム
  • 花、スイカ
  • 高層ビル
  • 電子円

羽:OP映像では羽が舞っている描写がある。考察では全くでてこなかった要素だ。安直に考えるならば「Angel Beats!」の天使ちゃんの翼、といった考えだろうか。

ゲーム:PS4に似たゲーム機とコントローラー(PAD)が映っている。

花、スイカ:季節を表す描写。物語には季節を表す必要がある。花の名称は分からなかったが、たぶん、夏の花だろう。花をみて何の花か言えるようになりたいものだ。

高層ビル:高層ビルを背にして、エージェント風の男、組織の社長女が映っている。

電子円:いい言葉が思いつかなったので電子円と呼んでいる。

 

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project / タイトルロゴ

ED映像 

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project / ED
  • 金魚
  • 電子円 

ED映像では金魚が電子円のチューブの中を泳いでいく描写である。これを時間を渡っているとは私は思わなく、どちらかというと「——リンク・スタート」的な、電気が流れる導線であると考える。

ちなみに、曲のタイトルは「Goodbye Seven Seas」。Seven Seasは全世界の海という意味である。

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対になるのは、「Hello World」。Hello Worldとはプログラミングにおいて最初に覚えるプログラミングである。(プログラミング言語を使ってHello Worldと表示させるという課題がある。)
やはり、仮想世界説が濃厚になってきた。

 

考察”3”:ひなはゲームのプレイヤーであり物語は二週目のゲーム世界

これはただ仮想世界をゲームの世界と言い換えただけであり、仮想世界=ゲーム世界で本質は変わらない。だが、この説を導入することにより、「ひな」が伊座並杏子のことを知っていることに対して、とある考察が得られる。

第一話・アバンより

 

ひな「そうじゃのう。何もかもが新鮮であった。毎日がきらっきらしておった。たっくさんの宝石をつめた、宝箱のような思い出となった」

 

といって、本編が始まる。これがもし時系列に正しいとするならば、このセリフは一周目の世界をクリアしたあとのセリフである。

つまり、考察の内容はこうである。

とあるゲームがあった。主・成神陽太の住む世界を舞台にしたゲームだ。このゲームの目的は「登場キャラクターの夢を叶えること」である。

ひなは一週目のゲーム世界では伊座並杏子を攻略対象とした。だから、伊座並杏子の野球好きなことを知っていたり、映画のサントラを聴いていることを知っていたり、伊座並杏子の夢が映画の音響監督であることをしっていた。

二週目に成神陽太につきまとって夢を叶える手伝いをするように、一周目の伊座並杏子にもつきまとっていたわけだ。

存在しない5球目を言い当てたのも、伊座並杏子が草野球を観戦する趣味につきあっていたときに知ったものである。

アニメ第一話の冒頭において、成神陽太の質問を言い当てたことも、一周目において伊座並杏子が同様の質問をしたからである。

アニメ第二話において、伊座並杏子がひなが作ったピアノ曲を容易く弾けたのは、もともと伊座並杏子が作る予定のピアノ曲であり、ひなが一周目の伊座並杏子の夢を叶える過程で知ったピアノ曲であったからである。伊座並杏子の「だとしたら本当に奇跡」発言も、その楽曲の構想がすでにあったからである。

・・・という考察である。(それなんてギャルゲー?)

また、ひなが世界が終わるのに、抵抗もせず、世界を楽しもうとしてるのに対して、

 

たとえば、絶対にバットエンドになるゲームをプレイしているような感じである。ゲームをプレイしている「ひな」にとってゲームの結末がどうなろうが関係ない。世界が終ろうがハッピーエンドになろうが、ゲームとしての世界を楽しむのである。

 

という前回の考察を裏付ける考察となっている。

ゲーム世界を強調するならば、

 

父・成神大地「本当にこんな日がくるなんてな」

母・成神時子「でも可愛い子よ、大歓迎だわ」

父・成神大地「そうだな、出来る限りのことはしてあげよう」

(第二話・セリフ)

 

もまた、このゲーム世界の住人にゲームマスターもしくは開発者からひなというプレイヤーが攻略にくるが邪魔をしてはいけないと言ったお告げあったからだと考察できなくもない。

 

この説の矛盾点

この説を導入しても、説明できないことがある。

たとえば、競馬を知らないわりに着順を言い当てたり、妹・成神空の名前を知らないわいりに自主制作映画をつくることを知っていること、いままでの考察でひなはプレイヤーではないとしてきたことだったり、と。粗を探せばいくらでもでてくる。

(ただ、伊座並杏子を攻略しているとき、妹の自主制作映画に巻き込まれるイベントがあったと考察でき、妹の名前を知らずに自主制作映画の存在は知ることができる。)

 

また、問題点として「キャラクターの夢を叶える」というテーマはAngel Beats!とかぶっており、これを問題点と捉えるか原点回帰だと肯定的に解釈するかは難しいところである。

 

ゲーム世界説の発展

以下、仮想世界説と区別するためにこの説をゲーム世界説と呼称する。

ゲーム世界説はよくもわるくも、ループ世界説と仮想世界説を混ぜ合わせたものとなっている。ゲーム世界は仮想世界であるし、一周や二周というのはループ世界であるとも言える。

一周や二周だけでなく、何十周、何千周している可能性はあるが、それだと、あまりにも知らないことが多すぎることが矛盾点となる。だからあえて一周や二周にしている。

またアニメ『神様になった日』の考察と外れるが、ゲームのルートによって展開が変わることはゲーム世界(=仮想世界)の住人にとっては並行世界が存在すると言っていることと同じであり、仮想世界と並行世界は同一であるという見解が得られた。ループ世界=仮想世界=並行世界は私にとっては十分な収穫である。

なお、仮想世界=並行世界という考えは前からあり、いままでの考察においては、ややこしくなるので仮想世界のみを取り扱ってきた。

 

ゲーム世界説として考察の再構築

アニメ『神様になった日』の考察では、”ひなが知っていることと知らないことの線引き”が重要になってくる。ループ世界説でも仮想世界説でも不十分だった線引きをゲーム世界説は可能としている。

ゲーム世界説を正しいとするならば、物語としてはこうなる。

 

世界的IT社「フェンリル」は人工知能の開発の一環として、ゲーム世界を開発した。このゲーム世界は現実を完全にシュミレートした仮想空間であり、NPCが自我をもって生活しているというものだ。だが、あるときゲーム世界内にてエラーが発生、ゲームの破壊と創造が繰り返されるようになった。「フェンリル」の女CEOは天才ハッカー鈴木少年にエラー究明の依頼をだす。ゲーム世界のハッキングを行いエラーである「ひな」を発見する。しかし「ひな」を消去するには、自らがゲーム世界にログインする必要があった。鈴木少年はゲーム世界にログインして、「ひな」を捜索する。

 

ゲーム世界とは、言うまでもなく、主・成神陽太の住む世界である。

 

ひなは人為的か自然発生か

ここでまた、ひなが発生したのが人為的か自然発生かで悩むが、たとえば「フェンリル」に対抗する組織が「フェンリル」にウイルスを仕込んだとも考えられる。

考察2において、「フェンリル」が「ひな」を開発したとしていた。

だが、「フェンリル」は鈴木少年にとある依頼をだしている。CHARACTER-鈴木央人 | TVアニメ「神様になった日」公式サイト天才ハッカーに依頼することは”エラーの究明”の類いであり、 「エラー=ひな」とすると上のような考察に改変することになった。「フェンリル」が開発したのだとしたら、鈴木少年に依頼する必要はない。

ひなの開発は「フェンリル」ではない、別の組織の行ったとする説だ。

前回の考察では

 

「ひな」というコンピュータ上システムがあった。最初は害はなかったが、”悪”に分類される人類(組織フェンリル)によって、「ひな」は人為的に選択されられて、悪い方向へ進化し、世界を滅ぼす存在になった。 

 

 と述べたが、「組織フェンリル」を新しい「秘密の組織」に置き換えることになる。作中では佐藤と名乗ってるが佐藤は開発者の名前であると予想する。

 

 

「愚かな人類の選択のせいでこの世界は終わる」(第一話・セリフ) 

 

は二つの解釈があり、自然発生だと「この仮想世界を開発したこと自体が間違いであった」という解釈と、人為的だと「”悪”に分類される人類が「ひな」というコンピュータウイルスを開発した選択こそがこの世界の終わり」という解釈である。前回は金魚のことから、人為的だとした。

 

鈴木少年のゲーム世界、ログイン

鈴木少年がゲーム世界にログインすることになったとは、OP映像とPV映像からの考察である。

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project / PV2

 

この描写から「ひな=金魚」と考察している。

 

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©VISUAL ARTS / Key / 「神様になった日」Project / OP / ED

 

電子円にいる金魚(=ひな)がゲーム世界にログインする描写だとするとOP映像の電子円にいる鈴木少年もまたゲーム世界にログインする展開が予想される。

この説が正しいとすると、亡くなったはずの伊座並杏子の母親から電話は、鈴木少年が犯人である。可能性としては、ゲーム世界にログインするときゲーム世界のNPCアバターを使う必要があった(この場合、鈴木少年は亡くなったはずの伊座並杏子の母親の姿で登場する)、もしくは、ひなを捜索する際、NPCのデータをハッキングできることから、伊座並杏子の母親の声帯を借りて、電話をかけた。 

NPCのデータをハッキングし再現できることは”全知”と対になる”全能”の力と言える。いままでの考察では”全知”のヒロインと対になるのは”全能”の主人公(ヒーロー)と考えていたので更新点である。

 

ひなの体はアバター

また、ひなが金魚であるから人間ではなく、創られた存在であり、運動音痴なところもその体に慣れていないという考えである。なお、ゲーム世界説でもひなはNPCがシステムに干渉できるような創られた存在としている。

 

 母・成神時子と父・成神大地が「ひな」を知っていた謎

 

父・成神大地「本当にこんな日がくるなんてな」

母・成神時子「でも可愛い子よ、大歓迎だわ」

父・成神大地「そうだな、出来る限りのことはしてあげよう」

(第二話・セリフ)

 

の発言に対して、開発者からのお告げがあったとした。だが、ゲーム世界説においては「フェンリル」が開発者であり、「フェンリル」がゲーム世界に「ひな」の存在をお告げしたはあり得ない。「フェンリル」が「ひな」の存在を知っていたなら、わざわざ鈴木少年に依頼する必要がない。

だとしたら、ゲーム世界内の人物に教えられたと考えるのが自然であり、可能性があるとすれば、伊座並杏子の母親である。

伊座並杏子の母親は「ひな」と関わりをもっており、「ひな」の存在を成神夫妻に教えたという説である。

ここで、伊座並杏子の母親が秘密の組織とつながっており、作中では病死だと説明されたが、実は、「ひな」を開発した秘密の組織と関わりがあり、秘密の組織に消された陰謀論や、秘密の組織から隠れるために死んだことにした生存説が考えられるが、可能性は低い。(伊座並杏子の母親からの電話から考えられなくもない。)

単純に考えるならば、「ひなの攻略対象に伊座並杏子の母親がいた」と考える方が自然である。

つまり、伊座並杏子が幼少期、まだ伊座並杏子の母親が存命であったときに、「ひな」が降臨したということである。そして、その時も本編と同じく伊座並杏子の母親の夢を叶える手伝いをした。

その伊座並杏子の母親の経験はある種おとぎ話的に成神夫婦に語り継がれ、成神夫婦が好意的に「ひな」に接することになったと考えられる。

ゲーム的に理解するなら、伊座並杏子の母親を攻略するルート、伊座並杏子を攻略するルート、成神陽太を攻略するルートで3周することになる。だが、周をまたぐごとに記憶がリセットされるなら、下の構造で2周で足りる。

  • 1周目
  • 幼少期
  • 高校生:伊座並杏子の攻略
  • 世界の終わり
  • ↓(世界、記憶のリセット、ひなの記憶は継続)
  • 2周目
  • 幼少期:伊座並杏子の母親の攻略
  • ↓(成神夫妻に語り継ぐ)
  • 高校生:成神陽太の攻略(アニメ本編)
  • 世界の終わり

第二話のピアノ楽曲

ここで、第二話のピアノ楽曲が伊座並杏子の作る予定だった楽曲だとしたが、伊座並杏子の母親から教わった楽曲だという可能が生まれる。もしくは、このゲーム世界の主題歌であるかだ。

 

目的は「夢を叶えること」なのか

 

陽太「受験に受かって伊座並さんと同じ大学に通いたい!」(第一話・セリフ)

 

本当にひなの目的が夢を叶えることなのか再考する必要がある。第一話において成神陽太の夢を却下している。理由は、30日後に世界が終わるからだ。もし、世界が終わるトリガーがひな自身にあるのなら夢を叶える方法として自ら命を断つといった強行手段も考えられなくもない。

だが、もし、ひなの生死に問わず世界が終わるのだとしたら、その選択肢を提示しなかったのも納得できる。

ひなが世界を終わらせるトリガー、かつ、ひなの生死を問わず世界が終わるとしたら、ひなが誕生した(降臨した)ときすでにシステムに致命的なエラーが発生したと考えられる。

 

神を殺して世界を守るか、世界を狂わせてまで神を生かすか

 

 世界の終わりはゲーム上のシナリオであり周回するとき偶然きづいた、という説もあるが、それでは「神を生かす」選択肢は生まれない。生死は問わずシナリオ的に世界が終わるのだとしたら、この二者択一のキャッチコピーは生まれない。

考えられるのは、「ひな」は本来、良い方向に進化できたが人為的にわるい方向に進化させられたせいで世界に絶望し世界を滅ぼすことにした、というある意味ひなの夢である説か、ひなの存在自体が世界を終わらせるきっかけになった、という説だ。

どちらも根拠にかける内容である。

考察の崩壊

今回の考察は、次の項目を仮定している。

  • 第一話冒頭の語りは時系列的に正しい
  • ひなは人類が人為的に選択して創られた存在である
  • ひなはエラーである
  • 「フェンリル」のCEO女の依頼は「エラー=ひな」の究明である
  • ひなは「フェンリル」ではない別の組織に開発された
  • ひなは世界を終わらせるトリガーである

これらのどれかの仮定が間違っていると考察は崩壊する。考察の面白いところは仮定の上に仮定を立てることである。考察を重ねることで面白い結論を導くことができるが真実とはかけ離れた結論になることもある。逆にそれが面白かったりする。

 

仮想世界説の台頭

今回の考察では新しくゲーム世界を考えたがこの考察により、仮想世界説がより濃厚になってきた。仮想世界説では、成神時子がひなを知っていたからプレイヤーかNPCかで矛盾が生じた。しかし、今回の考察【母・成神時子と父・成神大地が「ひな」を知っていた謎】により、伊座並杏子の母親から教えられたとすれば解消できる。

仮想世界説とゲーム世界説の違いは、

  • 仮想世界説はループなし一定数のNPC、ひなが知ってることの線引きはシステム上のことかどうかで決まる。
  • ゲーム世界説はループあり全員NPC、ひなが知っていることの線引きは前のループ世界の経験できまる。

また、仮想世界説をさらに発展させると、プレイヤーとNPCという区別ではなく、上位NPCと下位NPCという区別ができる。これは全員NPCだが上位NPCの人物情報は知れなくて下位NPCの人物情報は知れるという線引きになる。ただ、この線引きをしても、妹の名前を知らずに自主制作映画をとることを知っていたことを説明できない。

まあ、仮想世界説とゲーム世界説は本質的に同じだからどちらを考察しても同じ結論になるだろう。

問題はループしているかしていないかである。

ゲーム世界説のキャラクターの夢を叶えることは「Angel Beats!」だし、ループは「Charlotte」だとすると、原点回帰の意味がこういう意味ならば、ゲーム世界説が一歩リードする。

 

 終わり

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5話

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4話

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3話

【ネタバレ】アニメ『神様になった日』3話感想・考察 - LS博士は夢をみない

2話

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1話その2

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