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私だって2020年になってひぐらしの考察なんてしたくない。そして、ひぐらしの考察が如何に無意味であるかはひぐらしを知っているものは分かるだろう。
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アニメ『ひぐらしのなく頃に業』考察。 - LS博士は夢をみない
リメイクではなく続編
OPテーマ「I believe what you said」
最初は『ひぐらしのなく頃に』のリメイクだと思っていたが、今作が続編だと判明した。つまり、アニメ『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』の次の物語である。
考察において真犯人は誰で誰が何をするのかを述べるので、自然とアニメ『ひぐらしのなく頃に』『ひぐらしのなく頃に解』のネタバレになるのをあらかじめ言っておく。
なお、だからといって、今作が初見殺しであるかは不明である。原作者・竜騎士07の作人群は、考察なんて無しにすれば、十分に面白い作品となっている。つまり、推理ものであるが、その解答が難解すぎて「?」となる。だが、キャラクターは立っているので何故か憎めないのだ。
その作品群の中の『うみねこのなく頃に』も、解答が難解で頭がぐちゃぐちゃになるが脳を空っぽにすれば、感動できる物語であった。特に、ベアトリーチェは私の好きなキャラクターだったりする。
考察
キーパーソンである古手梨花は真犯人が誰で、誰が何をするのかを知っている状態でこのゲームは始まる。
今作は惨劇を回避したあと、成長した古手梨花が何者かに殺害されたことによって、ループの回帰点が昭和58年6月の雛見沢であったと推察できる。
©2020竜騎士07/ひぐらしのなく頃に製作委員会 / 二話 / OP
制服の校章が同じであることから古手梨花は園崎詩音と同じ年齢まで成長している。そこはかとなく古手梨花の声色も大人びていた。(フレデリカの低い声ではなく、その声優さんが10代の女の子を演じる時の声。)
ちなみに、この校章はどこのものかと言うと、聖ルチーア学園というらしい。
園崎本家の決定により、全寮制一貫教育の女子校・聖ルチーア学園に「幽閉」されていた園崎詩音。
ただ、詩音がしてるのは普通のネクタイに対して古手梨花はリボンである。古手梨花の普段着はリボンをしているから単に詩音のおさがりを着ている可能性もある。
どちらにせよ、惨劇を回避し成長した古手梨花である。
今回の謎
真犯人が誰で、誰が何をするかを知った状態というのは推理ものとしては成立しない。今回の「謎」は、梨花が誰に殺され何故ループが発生しのかが謎となりえる。
古手梨花は攻略法の知っているゲームを始める。
一見、鬼隠し編にみえるが、裏で古手梨花が動いているわけだ。だからこそ、鬼隠し編ではなく、鬼”騙し”編となっている。
惨劇回避の攻略法は、古手梨花が仲間たちに打ち明け、皆で鷹野三四に挑んだことであった。しかし、鬼騙し編では前原圭一には話していないし、綿流しのお祭りの巫女の儀式もやっていた。
攻略法がわかっているならRTAのように高速攻略するはずである。 それができなかったのは、やはり、何故ループが発生したのか調べる必要があったからであり、鬼騙し編では様子見をしている。
注射器くばり
いままでのように感染者に注射器くばりをしている可能性はあり、第二話アバンの描写から、竜宮レナに接触している可能性がある。罪滅ぼし編では感染レベルが高かったので竜宮レナは注射を拒否したが、いまの低い段階では受入れ、すでに予防注射をしている可能性は高い。
なぜ、昭和58年の6月の雛見沢なのか
少なくとも惨劇回避したあとに、古手梨花は死んでいる。では、なぜ昭和58年の6月の雛見沢なのか。前作では鷹野三四がループの発生者であり真犯人であった。だが、今作では鷹野三四を打倒し惨劇回避したあと、古手梨花が成長したあとにループが発生している。つまり、今回のゲームでは鷹野三四がループの発生者=真犯人ではない。
で、疑問に思うのが、ループの回帰点が古手梨花が成長した世界ではなく、わざわざ昭和58年にまで遡った点である。これは、昭和58年の6月の雛見沢に原因があり、成長した古手梨花に結果をもたらした、と考えるのが自然である。
- 昭和58年6月雛見沢:原因*
- ↓
- ○○年古手梨花が成長した世界:結果
- →ループの発生*へ
つまり成長した古手梨花が新しく知り合った人物が真犯人ではなく、昭和58年6月の雛見沢にいる人物が真犯人であるということだ。
真犯人は誰か
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古手梨花と共に成長し、かつ、昭和58年6月の雛見沢にいて、成長した古手梨花とも関わりをもっていそうな人物。
OPのショートヘアの女の子が怪しい。
OPのショートヘアの人物はネクタイを外す動作をしていたから、聖ルチーア学園の生徒である可能性がある。
聖ルチーア学園の生徒であり、古手梨花と同年代、かつ、雛見沢の人物とすると、消去法的に自然と導かれる。
だが、この結論はあまりにも悲しすぎるし、なぜ、という感想しかでてこないので、私には書くことができない。
北条沙都子
終わり
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